2012年9月10日月曜日

外国語での車探し役立ちサイトリスト

こんにちわ。

今日は主に英語圏のクラシックカーのサーチエンジンサイトのリンクリストをご紹介します。

主にアメリカとイギリスに運営拠点があるサイトをを以下に貼りつけて行きますね。リンクの後にサイトが運営されいる国の省略表記(US:アメリカ UK: イギリス)を表示しておきます。言語は基本的に英語ですがそれ以外の他言語でも利用可能な場合はその都度説明書きを加えますね。

  • www.hemmings.com (US)
 老舗クラシックカー雑誌のweb版です。クラシファイドも運営していますので一見の価値あり

  • www.bringatrailer.com (US)
 廃車同然のクラシックカーをリニューアルして販売しているサイトです。新車同然に綺麗になっています。

  • www.classiccars.com (US)
アメリカのクラシックカーのクライシファイドに特化しているサイトです 

  • www.collectioncar.com(日本語アリ) (US)
 このサイトは強いです。 クラシックカーのクライシファイドの中では威力満点ですね。基本的には英語をベースにしていますが、フィルターや見出しなどは21か国語の中から選択できます。もちろん日本語も利用できますよ。 
もう一つの強みが、登録車両の多さですね。このサイトには売り登録が世界中からあります。アメリカのサイトなので登録車両を大陸別に見たら北米が約60%を占めていますが、欧州から登録された車両も30%程見られます。アジア・アフリカなの他の地域からの登録は残念ですがごく稀です。

  • www.classiccarsglobal.com (UK)
このサイトはイギリスに拠点を置いているヴィンテージカーのサーチンエンジンですので、欧州圏内の登録車両の割合が40%を占め、アメリカからは約20%程の登録があります。欧州内でヴィンテージカーを探している人にはお勧めです。
  • www.vintagedrivingmachines.com (US) 
このサイトはロサンゼルスに拠点を置いていますが、世界中から売主が登録されています。しかし登録車両が少ないのが玉に傷です。言語選択もありますが、まだ翻訳されていないので、英語の利用可能です。 
  • www.carandclassic.co.uk (UK) 

Classic Car Buyerというクライシックカー雑誌を発行している Kelsey Publishing Groupが運営しているサーチエンジンです。イギリスでのクラシックカークラシファイドとしては最大の規模を誇りますので、一見の価値ありです。


  • www.vintage-airstream.com (US)
言わずと知れたトラベルトレーラー・エアストリームの売買サイトです


他カーサーチエンジン
  • www.cars.com
  • www.traderonline.com


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2012年9月9日日曜日

狙い目の車其の①


さて、前回の記事で狙い目の車をご紹介しますと云いましたね。

この車はかなり狙い目です。まだまだ日本では馴染みが無いんですこの車。ヨーロッパでは町乗りの車としてすでにかなり浸透していますが.....
















ズバリ、Smart fortwoです。
Smartは時計を作っている日本でおなじみのSwatchとメルセデスがタッグを組んで1994年に設立されました。日本での販売は2000年から開始されたようです。スマートが作っている車は2人乗りから4人乗りまでありますし、色々なモデルもありますね。

日本でも2000年から販売していますので、smart for twoの中古市場もありますが、まだまだ高いです。中古でも100万程出さないとある程度の状態のものは買えません。20万位でも買えますが、走行距離が6万km以上のものしかありません2人乗りのSmartに100万の金をつぎ込むのは、日本ではSmartの価値がまだ愛好家の領域から出ておらず、まだまだ浸透していない証拠でしょう。実際フランスではよく見かけますが、日本では1か月で1度か2度お目にかかれればいい方でしょう。

まずデザインが秀逸です。日本のメーカーにこういう遊び心があるデザインの車は作れまないでしょう。実際ヨーロッパでは,人間工学と美術の融合が進んでいるなという印象がありますね。最近発売されたルノーの一人乗り電気自動車Twizyのデザインもかなり前衛的ですよ(http://www.youtube.com/renaultfrance)(http://www.dailymotion.com/video/xrfv8z_essai-renault-twizy_auto)

少し外れましたが、デザインに加え、道が狭くて駐車スペースにも困る日本だからこそ、Smartが威力を発揮できるのではないのかなと思います。2台で車一台分の駐車スペースになりますよね。また2人乗りですから、都市圏に住んでいる人で、フットワークが軽い人にはいいのかなと思います。

実はこの車フランスで生産されています。その事もあってか、中古市場にもかなり出回っています。掘り出し物もかなりあります。

たとえばこの一台。フランスのクラシファイドサイトで見かけたものです。



Smart fortwo 55ch 限定バージョン







年式 1998
走行距離 100km
燃料 : ガソリン
変速機 : オートマ
初回登録日時 : 19981231
走行距離は厳密に確認済み
オプション: エアバッグ (前方と運転者方)ABS、エアコン

これで....フランスでの買い取り価格が約34万!!
年式は古いですが走行距離が100kmだけですのでこれは掘り出し物です...もちろん車体がこの説明通りか検品確認する必要はありますが、売主に問い合わせて見る価値はありですね。




Pireps Autoshippingではこのような掘り出し物をご希望のお客様へサポートとして、売主との交渉、現地検品、輸送、日本での改善登録、配送などを一貫して行わさせて頂きます。またこのスマートの様な掘り出し物のピックアップしたリストを現在準備中ですのでご期待ください!そのほかにもお客様がご希望の車を世界中でお探しすることもおこなっていますので、どうぞご相談ください!


2012年8月26日日曜日

フランス大手クラシファイド "Le bon coin"


さて今回はフランス国内に限定されたクライシファイドサイト « Le bon coin » (ル ボンコワン)を紹介します。

実はフランスでは、日本とは真逆で、クライシファイドサイトがかなり発展していて、サイト数が多いです。ル ボンコワインと並んで、特に有名なのVivastreet, Topannonceなのが挙げられます。

今回紹介するル ボンコワンは地方密着型で、利用規約によると、売ろうとする物品が実際に申告した場所にないと売れないという事になっています。

上に「限定」と書きましたが、それは上記の「出品されているものがフランス国内」になければならず、「投稿もフランス語」で記述されていなければいけないという規制がかけられているからです。

少し本論から外れますが、投稿がフランス語でなければいけない理由として、「199484日制定の94-345番のフランス語使用に関する法律」 « la loi n°94-345 du 4 août 1994 »が関わっているからです。この法律は、商品、サービス、広告、公共の場におけるメッセージ、労働法規、コンフェランス、視聴覚機器に関する全ての記述はフランス語で記載されなければならないという事が定められています。

ですので、このサイトをある程度使いこなせるようになれば、フランス現地の人間しかお目にかかれない車が見つかる可能性がかなりた高くなるのです。

ちなみに、かなり外れますが、今欧州は景気が悪く、フランスも同様に景気が悪いです。この会社のカスタマーセンターと運営はフランスには無く、実はマルタにあるそうです。景気が悪くてあぶれている若くて使えるフランスの人材を、物価の低いマルタで雇ってコスト削減をする一方、フランスの若い連中もマルタの自然環境と物価が安くて生活しやすいというメリットから、で皆喜んでいくそうです。EU圏ってのは移動の自由が利いて本当におもしろいですね。

さて、本題にもどりましょう。


サイトのトップページ

まずはサイトへのアクセスです。http://www.leboncoin.fr/をアドレスバーに入力しトップページへ行きましょう。そうすると以下の画面に辿りつきます。とにかく全てフランス語なのでパニックになりそうですが、仕組みが分かれば実はかなり簡単です。






さて、フランス地図の上でマウスカーソルを動かしてもらうと、以下のように、カーソルが通った地域がオレンジ色に変わるのですが、




このページではまず地方を絞りますので、好きな地方の上にカーソルを持って行ってクリックしましょう。

お好きな地方を選びましょうと言いましたが、車の海上輸送を考えた時、港がある地方で購入したほうが陸上輸送費が安く上がるので、ここではフランス最大の港のあるLe Havreが位置するHaute Normandie(以下地図)がベストかと。



またパリからLe Havreまでの陸上輸送網がまでかなり発達していますので、パリの位置するîle-de-France(以下地図)でも問題はないでしょう。




今回はとりあえず、最初の地方Haute Normandieをクリックして次のページへ進みましょう。そうすると、以下の画面が出てきます。この状態ではまだ検索を全く絞ったことにはなっていないので、ソファーやパソコンやらなんでも表示されてしまっています。




ですので、上画像内で赤枠で示されているところから検索を絞っていきます。


フィルターの使用法

基本的仕組み
s  Le bon coin内の標準検索はタイトル内、投稿文内双方の検索になります。タイトルのみの検索をしたい場合はRecherche dans le titre uniquementにチェックを入れてください。かなり絞れます。
s   フランス語において使用するアクセント : ^ ¨ é è ç は入力しなくても問題ありません。

s   NOT(大文字)を使う :
NOTを使うと除外してくれます。これは例えば、ポルシェをなんでもいいから検索したい時、あるポルシェの車種のみを除外したい時に便利です。
) Porsche NOT 356B」という様に検索をかけると、356B以外のポルシェ車に関する投稿が全て出てきます。

s   "  "を使う :
この機能を使うと、入力したアルファベットの組み合わせのみ検索してくれます。これ無しでは投稿内にある余計な文字を検索してしまうので、検索の精度を高めたい時には便利です。


カテゴリー指定

まずはカテゴリーを絞ります。[Toutes catégories]のフィルターを一度クリックしましょう。すると以下画像の様に選択肢が出てきますので、一番上にある[voiture] : 「車」をクリックしましょう。





この操作後には、カテゴリーフィルターの下に年式、走行距離、値段など様々なフィルターが表示されますが、これは一まずおいて置いておきます。


検索地域指定

まずはカテゴリーフィルターの右にあるフィルターでもう一度検索をかける地方の選択をします。



ここではまず、3段階に選択肢が分かれています。これは広域検索の選択肢です。

1.      [Haute Normandie] 先ほど最初に選択した地方ですね
2.      >[Régions voisines] 隣接地方を含んだ範囲まで検索範囲を広げてくれます。これは便利です、ターゲットとなる地方を最初に選択して、ここのフィルターで中域検索にかけれます。
3.      [Toute la France] 検索範囲をフランス全土に拡大できます、ここでしかフランス全土の広域範囲を設定できませんので、フランス全土で検索をかけたい人はここのフィルターを利用してください。

その下にまた絞り検索項目があります。これは地方内の県を指定する項目です。ここでは2県が表示されています。県の住民ならこれは効果があるかもしれませんが、日本へ持ってきたいと言うのであれば余り意味ないので、ここでは双方選択しません。

s   [Eure]
s   [Saine-Maritime]

今回の地域条件絞り込みでは範囲を[隣接地方を含む]に指定してみました。

車の検索条件指定
さて、車の検索条件を絞り込むその他のフィルターに関してです。以下5つのフィルターが利用可能になっています。
1.      Prix : 値段
2.      KM : 走行距離
3.      Année : 年式
4.     Energie : 動力源
5.    Boîte de vitesse : 変速機
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1.      Prix : 値段

まずは値段帯の設定から。以下は設定可能価格帯を示した画像です。ユーロ建てで左側が下限、右側が上限です。



上限の一番下に[Plus de 50 000]とありますが、[5万ユーロ以上]という事になりますので実質上、上限無しの設定になります。また下限は0からですので、安い車を探している際には便利です。

2.      KM : 走行距離

次に走行距離の指定です。以下の画像にて下限上限が示されています。(左が下限、右が上限)



ご覧の通り、下限は0kmから選べ、上限は「25万km以上」:[plus de 250 000],すなわち上限無しまで設定可能です。


3.      Année : 年式

さて検索する年式の指定です。(下限左・上限右)



下限の限界には「1960年及びそれ以前」: [1960 ou avant]の選択肢がありますが、これは実際には生産年の下限無しという事になります。上限に関しては今年の2012年が最高になっています。例えば、1973年以前に生産された車は、日本に輸入した際に排ガス検査を受けなくてよいという決まりがありますので、上限を1972年・下限を1960年以前に設定すると、日本で排ガス検査の必要ない車を検索してくれます。

4.      Energie : 動力源

動力源の選択肢は計5つあります。

Essence : ガソリン
Diesel :ディーゼル
GPL : LPガス
Electrique : 電気
Autre : その他



この項の設定をしなければ、全てひっくるめて検索してくれます。


5.      Boîte de vitesse : 変速機

変速機の設定は
Manuel : マニュアル
Automatique : オートマ


以上2種設定できます。他の設定と同様に、設定しなければ双方ひっくるめて検索してくれます。


検索開始

さてここまで解説してきましたが、そろそろ検索開始しましょう。一先ず私が設定した検索条件をご覧ください。



指定条件は、キーワードにLotus、カテゴリーフィルターに車、地域フィルターに隣接地方も含む、以上の大まかな検索条件で検索してみました。言い忘れていましたが、検索開始の際には、[RECHERCHER]というオレンジ色のボタンをクリックすれば検索が開始されます。

検索結果をご覧ください。



ここではLotus以外の車が色々検索に引っかかって来てしまっています。これは本文にLotus という文字郡があるためでしょう。Lotusの売りを検索したいので、[タイトルのみ検索]にチェックを入れ(以下画像内の赤枠の部分です)、再検索します。





そうするとLotusに絞られた検索結果が出てきますね。




この検索結果でも満足なのですが、このサイトは売り手をディーラーと個人売買別々に表示する機能も持ち合わせいます。上の画像の赤枠に[Toutes] 両方/ [Particuliers] 個人 / [Professionnels] ディーラー、と表示されているのが見えますでしょうか?画像内では[Toutes]がオレンジ色になっていますので、この検索結果はディーラー、個人売主両方の投稿が閲覧できますが、これを個人売主に切り替えると以下の画像の様に個人売主の投稿のみを表示してくれます(これはディーラーに関しても同様です)。





お疲れさまでした、以上が大体の説明になります。


次回はフランスで狙い目の車を紹介したいと思います。

2012年8月10日金曜日

Craigslist


お久しぶりです。旅行中にたまっていた仕事に忙殺されていまいブログを立ち上げて早々更新するのが難しくなってました。

さて今回は、もう既にご存知の方もおられるかもいませんが、北米で最大の個人売買掲示板であるCraigslist(クレイグスリスト)を紹介しようと思います。元々この掲示板は世界中の言語で利用可能ですが、北米でのトラフィックが一番多いです。例えばフランス版に行っても他のフランス語クラシファイド掲示板に比べて投稿数が極めて少ないです。これはCraigslistwebデザインが極めて簡素なもので、綺麗なデザインを好むフランス人には受け入れられにくいのかもしれません。ですので、Craigslistは北米(特に車が日本に向けて出しやすい東海岸)にて車を探してみようかなと云う方に使ってもらったらいいと思います。

さてトップページ(http://www.craigslist.org/about/sites)にいくと以下の画面が表示されますね。




先ほども言ったように、世界中で利用されているのでサイトタイトルの下から世界の地方掲示板へと振り分けられる仕組みになっています。例えばヨーロッパを選択すると





以上の画像のように、ヨーロッパ内の国々へと振り分けられる仕組みになってます。

さてアメリカ版は振り分けリストの一番上に出てきますので、そのまま州の選択をしましょう。先ほども書きましたが、船の荷積みまでの輸送距離をなるべく短くする為にここではカリフォルニア州を選択します。

またアメリカ版のクレイグリストはまず州ごとに分別され、大体その下は州に直結する行政単位で区分されています。例えばロサンゼルス大都市圏やメンドシノ郡という行政単位が州の下位区分として出てきます。ですのでここでロサンゼルスを選択するとロサンゼルスとその近郊主要都市という地理的条件で検索が出来ます。それではロサンゼルスを実際に選択すると、以下の画面に移動します。






ここで気をつけておきたいのは、los angelesというページ上部の地名表示の横に三文字の都市コードがあります(スクリーンショット上の①ですね)。これはロサンゼルス都市圏内の下位区分の掲示板ですので、より詳しく地区を設定したいと言う方にはいいかもしれませんが、ここでは余り意味がないので、無視しました。そしてそのままfor sale欄のcar+trackを選択しましょう(以上スクリーンショット上の②ですね)。

そうすると以下の注意書きと(以下スクリーンショット上の①)、ディーラーか個人か、またその両方か、車の所有者のタイプを選択しましょう(以下スクリーンショット上②)。ここはひとまず、BY-OWNER ONLYを選択しましたがこれは自分の好きなように選択するといいでしょう。





さて以下の画面に辿りつきやっと三行広告にありつけます。



しかしこのまま投稿をしらみつぶしに探さないでくださいね!クレイグリスト内で以上スクリーンショットにあるような三行広告のタイトル(赤枠①)だけで物を探すと、目が疲れてしまします。ですのでここでは検索フィルター(赤枠②)を使用しましょう。フィルターの構成内容は:

s   Serch for : 欲しい車の名前、年式などキーワードを入力しましょう
s   Title only(タイトル内検索)とentire post(投稿全ての内容を検索)を選べますので、どちらか選びましょう。
s   Price : 希望値段の最低金額と最高金額を設定できます(ここは勿論ドル建てです)
s   Has image : 画像付きかどうかも設定できますので、画像付の三行広告のみを閲覧したい場合はここをクリックしてチェックしておきましょう。

検索条件を設定したらsearchのボタンをクリックして検索開始です。

ここでは検索キーワードをairstreamにしてタイトルのみの検索をまずしてみました。




そうしたらあまり検索結果が無かったので、投稿記事全ての内容を検索する設定に変更すると、結構検索結果が出てきますね。




ここで、リストの一番上に78年式のカマロという投稿がありますね。検索ミスかなと思ってクリックしてみるとビックリ!カマロとエアストリ-ムを交換してもいいですよという投稿でした。



このように、驚く位自由に使われているので、車を買いたいと言う人のみならず、売りたいと言う人にも程良い情報源になりますね。

まあ大方の説明はこのくらいだと思います。このように説明すると長いですが、使用方法に慣れれば、今回説明したことは素早く出来ると思います。

それではまた!良い車が見つかるといいですね。